レンタルマギカ 第4話「ひとりじゃないから」

今回は、前回の話と同じ巻に収録されてる【魔法使い、貸します！】の話が元ですね。
ちなみに3話と今回――収録されてるのは同じ巻だけど、時系列としては今回の方が先です。
そういえば今回で、まなみちゃんが正式に初登場ですな♪

レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫) 三田 誠 pako 角川書店 2005-07-30 by G-Tools

時系列については、公式サイトにも載ってるみたいだが、もうちょい分かりやすくした方がイイと思うなあ。
特に、原作未読者にとってはね。
・・・それじゃあ、4話の感想いきまーす。

黒羽まなみは、ずっと一人だった。
一週間前、いつきが骨折で入院してくるまでは――。

入院中のいつきの所に、大量の仕事や参考書持ってくる、鬼な穂波。
そこで、いつきと、まなみちゃんが仲良くしてるの見て、ヤキモチやいたの？
でも下手なりに折鶴を折ってきたりして、デレた所も見せたりする穂波だったり。

アディのタロット占いによれば、いつきには女難の相が出てると。
うーん、当たってるなあ。
そしてアディもまた、ちょっと不機嫌ぽい？
アディもツンデレだもんなー、あはは。

まなみちゃんから、病院の七不思議の一つについて聞く、いつき。
ああ、やっぱり怖がってる・・・ヘタレだなあ、本当に。
そのころ穂波は、病院の呪波汚染を調べていた。
どうやら＜協会＞が入札にかけても、どこも食いつかなかった仕事だそうで。

いつきは“核”について調べていて、第三病棟に有るらしいとまでは、絞れたとか。
しかし、やっぱり怖がって、帰ろうとしてしまう。
そこにやって来た、猫屋敷さん・・・ここの呪波汚染は、だいぶ進行してるらしい。

呪波汚染の典型的なケースは、さっきの地を這う血濡れの手形のような、都市伝説の具現化だと。
そこに穂波が合流――彼女が見つけたのは、塚のかけら。
ここは元々軍の研究所で、慰霊の塚が建てられたが、第三病棟の改築で塚が壊されたらしい。
だが死者には、呪力は操れない・・・ここには魔法使いが居て、その残った魔法は今でも続いていると。

実は幽霊だった、まなみちゃん。
本当に怖がりなのに、幽霊と対等に接せるんだね、いつきってば。
そのおかげで、彼女は幸せだったわけだが。

魔法の“核”である化け物、魂喰らい（ソウルイーター）が、いつき達を喰らおうと現れる。
まなみちゃんも、奴に食われてしまったらしい・・・彼女は幽霊だから、喰われたと。
妖精眼で二人に指示を出し弱らせて、攻撃を見切り、核である心臓を見つけ、それを取り出した――。
魂喰らいは、核を壊され消滅し・・・まなみちゃんは助かったのだった。

当初の予定から３日延びたが、いつきの退院の日が来た。
いつきを笑顔で見送ろうと決めた、まなみちゃん――いつきの所には＜アストラル＞の面々が退院祝いに。
まなみちゃんに、良ければ＜アストラル＞に来ないかと誘う、いつき・・・社員たちに、異存は無いみたい。
そういう訳で、まなみちゃんは＜アストラル＞に来ることになったのでした、と。

次回は、原作１巻のアディの話――２話の続きかな？
そういや今回も、少しだけアディ出てたな、原作では居なかったのに。
スタッフに、アディ好きな人がいるのかしらね。

レンタルマギカ 第3話「神々の禊ぎ」

うーん・・・よく分からないなあ、この時系列シャッフルは。
ともかく今回の話は、これ↓に収録された【魔法使いと夏祭り】の話がベース。
だけど、かなり端折られてるわね～。

レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫) 三田 誠 pako 角川書店 2005-07-30 by G-Tools

アディが＜アストラル＞事務所に居たり、まなみちゃんの存在とかは、まあ時系列シャッフルだからね（苦笑）
そういや今回で、小野Dボイスの影崎さん初登場ですな・・・やっぱり古泉っぽい声になるなあと思ったよ。

御凪鎬（みなぎ・しのぎ）という女性から、審神者（さにわ）を貸して欲しいと＜アストラル＞に依頼が。
原作だと鎬さんは、この神社の神主さんて事に、なってたけどね・・・あと、神社の名前も出てたし。

ともかく鎬さんに案内されて、本殿に通された、いつき＆みかんちゃん。
穂波を本殿に入れなかったのは、異国の魔女だからですか。
そこで二人が見たのは、眠っている一人の少年で。
彼は鎬さんの兄・諸刃なんだけど、どう見ても子供にしか――これには事情が在るようで。

十年前に先代が亡くなり、この神社は、周囲の神社からの圧力で潰されようとしていた。
だから神社を守るため、御凪兄妹は巫女と審神者として、神降ろしを決行したのね。
でも鎬さんは気絶してしまって、気がついたときには、そこに影崎さんが居たと。
＜協会＞の影崎――魔法使いを罰する魔法使い、だよね。

鎬さんの依頼の本当の目的は、審神者を借り、もう一度神降ろしする事か。
それで諸刃さんを、取り戻そうとしてるのね。

審神者は、自分で自分の身を守らないといけない。
だから、みかんちゃんを心配して、いつきは今回の依頼を断ろうとする。
でも当人は、今回の依頼やる気満々で・・・彼女は、皆の役に立ちたいと思ってるのね。
結局いつきも、彼女の気持ちを無駄にしたくないから、今回の依頼を受けることに。

みかんちゃんの“代用品じゃない”って言葉に関しては、原作では軽い回想入ってるんだけどね～。
てか、彼女が＜アストラル＞に来るキッカケのようなもの、な気がする＜代用品云々
うーん・・・みかんちゃんの家の話は、長編ものだから、アニメでやるかどうか微妙だなあ。

あ、影崎さん出てきたー！
なんかアニメ版の影崎さんて、解説ポジションな気がするよ。

この神社には、建御名方神（タケミナカタノカミ）と経津主神（フツヌシノカミ）の2体が祀られていたと。
十年前の神降ろしの際は、先に建御名方神を降ろしちゃったのね。
そして諸刃さんは、経津主神の力で、建御名方神を抑えることに成功した。
だけど、その負担が大きすぎて、眠りについてしまったと。

再びの神降ろしで現れたのは、建御名方神だった。
建御名方神は荒魂（あらみたま）と化して、審神者を求めていて。

いつきが妖精眼を使おうとするのを止め、自分のやり方でやると言う、みかんちゃん。
タマシズメの力で、神を鎮めようと頑張るものの、建御名方神の強さに諦めかけてしまう。
だけど、穂波やいつきの助けと、皆の役に立ちたいという気持ちで、神を鎮めることに成功♪
諸刃さんも目が覚めて、メデタシメデタシですね。
それにしても、何だかんだ言っても穂波は、助けに来てるし・・・本当ツンデレですな。

そういや最後は、原作と変わってたな、通信簿じゃないんだ。
まあアレでも、みかんちゃんが可愛くていいけど。
次回予告の用語は、呪波汚染ね・・・サブタイトルが【ひとりじゃないから】て、話が予想つかないけど？

レンタルマギカ 第2話「魔女の誓い」

今回から正式なOP・EDが付いたが――何だよ、あの歌詞表示は（笑）
ともかくOPだが、歌自体は1話EDで流れてたワケで。
うん、結構好きな感じな歌ですよ。

そういや今期の新番アニメ主題歌だと、シャナOP/ED・プリズムアークOPあたりが好感度上位かなあ。
まだプリズムアークEDは聴いてないから、良く分からないが。
げんしけん2OPは、放送分では聴いてないけど、DVDリリースCMで流れてるの聴いた感じでは、気になる歌だな。

ともかくマギカOPの話。
OP映像は・・・私が感じた限りでは、余りネタバレとか無かった感じがしたよ。
最後のほうの竜っぽいのも、原作知ってるから分かるけど、あれだと普通な竜にしか見えないかと。

そういえばOPラストでフィンと戦ってたけど、ラスボスなのかな・・・2クールらしいけどね、マギカは。
隻蓮さんも居たなあ、かなりカッコイイ感じになってたよ。
CVはフィンが宮野真守さんで、隻蓮さんがコニタンらしいんで、ホント期待できる声優陣ですわね。

それじゃあ、本編感想いきまーす。
これが実質の1話だけど、かなりオリジナル展開で構成されてるわね。
いつきと穂波の過去描写あたりは、原作どおりっぽいけどね。
OPの事もあるし、フィン話やるとしたら原作どおり？

時間は戻り、いつきが＜アストラル＞の社長に納まった所から、スタートなのね。
魔法の勉強をする、いつきだけど、あまり進まないようで。
んー、やっぱりコレと言った説明なしに進むか・・・本当に原作未読者に優しくないなー。

“幽霊屋敷”での、いつきと穂波の過去。
いつきが穂波を庇ったことで、左目が妖精眼になっちゃったんだよな。
穂波は、その事を負い目に感じてるわけで、だからこそ彼女は魔女になったのよね。
当時の記憶が、いつきに無いのは、何でだったかな・・・読んだの結構前だったしなあ（汗）

いつきとアディの出会いの所は、原作っぽいかも。
アディは魔術結社＜ゲーティア＞の首領なんだけど、なぜか＜アストラル＞の入札を邪魔しようとして。
まあコレにしても、理由があるんだが、そのまま行かないのかなあ？
ちなみにアディと穂波は、イギリスの魔術学院の同級生だったり。
ケンカばっかしてる風に見えて、実力は認めてるんだよな、お互いに。

いつきは、ぶっちゃけると、戦いにおいては、役立たずなヘタレだよな（をい）
原作の彼は、とある事件の後、隻蓮さんから武術ならっていたり。
それで、まあまあ戦えるようには、なってるが。
でも師匠からは、才能無いってスッパリ言われちゃってるが（苦笑）

後半は、本当にオリジナルですね～。
とある呪波汚染の浄化の仕事に、穂波が一人で行ったと、猫屋敷さんから連絡を受けるいつき。
呪波汚染は大した事無いと思う穂波だったけど、その場所が、あの“幽霊屋敷”に似てる？
いつきも合流したものの、いきなり穴に落ちちゃって・・・やっぱり足手まといだよ（笑）
そして首なし騎士に追われるという、本当に駄目駄目な、いつきです。

つーか、いつきって、自分が守ろうと頑張る所は変わってないのよね。
でも穂波が魔女になったのは、いつきを守る為なわけで。
そういや穂波の使ってるケルト魔術って、遠距離攻撃が多いイメージあるんだが・・・ヤドリギの矢のせいか？

結局いつきは、社長のことは、頑張れるだけ頑張ることに。
そこで、穂波がスパルタ教師になるわけで・・・そこは変わってないな。
そんな中で、アディが同じクラスに転校――いつきに興味を持ったらしいアディで。
このへんも、ちょっと説明が抜けてる気が、しないでもないよ。

予告の用語は、審神者（さにわ）かあ。
マギカ原作で審神者といったら、みかんちゃんが活躍する、夏祭り話だよな。
この予告は、どういう選択してんだか？

レンタルマギカ 第1話「魔法使い、貸します」

2007年10月期アニメ感想第3弾は、レンタルマギカです♪
原作は、最新巻以外は全て既読――てか1巻目を読んだ時から『アニメ化したら良いのに～』とか思ってたよ私。
そういや最新巻の【妖都と魔法使い】は、もう出てたんだっけな・・・まだ買ってないや。
てかアニメ1話から時系列いじくって、9巻目の話からですか。

レンタルマギカ―魔法使いのクラスメイト (角川スニーカー文庫) 三田 誠 pako 角川書店 2006-12 by G-Tools

今回は、これ↑に収録された【魔法使いと神隠し】という話がベース。
どうやら監督さんは、先にバトルを見せたかったらしくて、これを持ってきたっぽい。
でも冒頭の犬のヤツは、原作の話はサッパリ関係ないけどな。

魔法バトルは、本当かっこいいですなー！
猫屋敷さんの声が諏訪部さんなんで、カッコよさ3割増（当社比）ですよ♪
くぎゅボイスのロリ巫女・みかんちゃんも、いい感じだし。
ちょっとアレだと思ったのは、まなみちゃんは幽霊のはずなのに、普通の人間みたいに描写されてた事くらいか。

いつきの妖精眼（グラム・サイト）発動も、さっそく持ってきたんだな！
福山じゅんじゅんボイスと相まって、やはりアレはギアスと言われてるなあ（苦笑）
まあ妖精眼発動時の声は、ルル君ぽい声になってたけど（笑）

穂波よりもアディの魔法のほうがカッコイイのは、やっぱりな～って感じが。
てか穂波の声は植田佳奈さんなんだけど、思ったとおり、はやてちゃん声ですなあ（笑）
しかしアディのツンデレは、いつ来るんだろう・・・今回の描写では、いつきや＜アストラル＞に協力してないし。
むしろ、いつきの仕事を横取りしてたしなー。
穂波とアディの、いつきとの三角関係が、早く見たいです♪

ストーリー的には――良い話は良い話なんだけど、ちょっと端折りすぎな感じが？
まあ、1話で色々と見せないと駄目だしね、うん。
次回サブタイトルは【魔女の誓い】か・・・どんな話か、よく分からないなあ。