ゆり達の前に現れた、もうひとりの天使の正体は、ハーモニクススキルで生まれた天使の分身だった。
だが分身は好戦的な性格で、そのうえ本体である天使にも意図的に消すことが出来ないので、刺し違えるしか無かったと。
まあ、たとえ致命傷を受けたとしても、ここでは死ぬ事は無いんだがな。
とりあえず時間稼ぎとして、皆に授業を受けるフリだけしろと命令する、ゆりだったワケで。
その間に彼女は、天使の部屋でスキルを解析していたよ。
んで分身を消す為のスキル≪アブソーブ≫を発見したものの、その発生条件が分からなかったので、ゆりはプログラムを書き換えたと。
あとは天使がハーモニクススキルを使ってくれれば、アブソーブスキルが発動して分身は消えるハズだが、その天使が攫われた!?
つーかユイってば、ガルデモが陽動部隊って知らんで入ったのかよ(汗)
ともかくも、今できる事をしようと言う事で、みんなで天使の目撃情報を集める事に。
迅速に集められた情報から、天使の幽閉場所はギルドの可能性が高いらしい。
そこで今回の作戦は、ギルドを降下し最深部へ向かって、そこで天使の本体を保護するって事ですか。
予想通りに分身が邪魔してきたけど、分身は量産されてた!?
ゆりが能力を追加する以前に量産されていたのなら、その天使自体がトラップになっちゃってるというね。
まあ結局のところは、一人ずつ犠牲になる事で、先へと進むワケですけどね。
何だかんだでギルド最深部に辿りついた時に残っていたのは、音無・ゆり・ユイの3人だったけど、いつのまにかユイは消えた(笑)
そんなんなので、生き残りは前回と同じ、ゆりと音無の二人になっちゃったとさ。
ゆりが量産天使と戦っている間に、音無はオリジナル天使を探すことに。
ハウリングスキルを使ってきた量産天使だったけれど、スキルを解析した時に知ってたので、ゆりは対策が取れてたのね。
それにしても、笑顔でヤバい事言わないで下さい、ゆりっぺ(汗)
いっぽう音無の頼みで、あっさり天使はハーモニクススキルを使ってくれた。
だが冷酷な分身は消える訳ではなく、本体と同化するだけ!?
さて・・・天使は、どうなっちゃうんだか。
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